パネルシアターに参加
7月最後の土曜日に、新旭川公民館で外来種の問題についてお話をしてきました。
外来種問題といいますと、とても難しく聞こえますが今回は幼児がたくさん来てくれましたので、旭川に棲む動物たちやそれらの食べ物などのぬいぐるみをパネルに貼って、わかりやすく説明しました。
演じるのは、旭山動物園の飼育展示係さんや、くらぶ会員の皆さん、スタッフも携わっている「人と野生生物の関わりを考える会」のメンバーです。
もともと旭川に棲んでいたエゾタヌキと、人の手によって野山に放されたアライグマ(特定外来生物)本物そっくりの自作の着ぐるみを被り2匹の特徴の違いを説明しています。
ペットショップ購入したアライグマを、無責任にも人が飼育を放棄し、山に捨ててしまうケースが実際にあるようです。
捨てられ困っているアライグマの姿を見て幼児が「ウルトラマンに助けてもらえば!!」と一言。
子どもらしい素直な感想も…。
まとめでは「生きものを責任持って飼えるかどうかよく考えてみてから、飼育しましょう」と旭山動物園の獣医師さんからお話がありました。
最後までお話を聞いてくれた幼児たちに、アライグマとエゾタヌキから、メダルのプレゼント。
このパネルシアターは対象者により、バージョンを変えています。
9月23日(月祝)に開催する、くらぶイベントの環境保全フォーラムでは再構成して行う予定です。
ぜひ次回は会員の皆さんにご覧いただきたいと思います。
くらぶでは今後も、身近な環境問題について考える取り組みを他団体と協力して行っていきます。