「自然をつなぐプロジェクト」活動報告会が開催されました。
平成28年度より旭山動物園と旭山動物園くらぶが協働で開始した自然環境保全に係る助成金制度「自然をつなぐプロジェクト」の第一回目の活動報告会が、旭山動物園内の学習ホールにて開催されました。
北海道内で自然環境保全に取り組む団体を少しでも応援できればと言う思いではじめました。
平成28年度に助成させていただきました4団体の皆様に活動の詳細を報告して頂きました。
旭川帰化植物研究会様
旭山動物園・旭山公園の外来植物の調査活動を行って頂きました。
NPO法人タンチョウ保護研究グループ様
糞のDNA分析によるタンチョウの餌内容把握の試みについて報告して頂きました。
LLP守りたい生命プロジェクト様
天売島ケイマフリ保全の為の生態調査および普及啓発活動について報告していただきました。
オサラッペ・コウモリ研究所様
コウモリ類の調査研究・コウモリ観察会について報告して頂きました。
どの報告も画像や映像などをご用意いただき、非常に解かりやすい内容でした。
思いを強く持ち長年に渡りそれぞれの環境に関する問題点や現状を調査研究されていて、それを未来につないで行きたいと言う願いが、強く感じることができたと思います。
今回は中間報告として、近年大きな問題となっている「旭川市内のアライグマの行動調査」について、旭川市生物多様性保全推進委員会様に中間報告をいただきました。
台風が北海道上空を通過している中、足を運んでご参加いただいた皆様、また、お忙しい中報告して頂いた各団体様には、この場をお借りして感謝申し上げます。
環境保全は決して難しいことではなく、とても身近なできごとで、先ずは知ることから始まるんだと思います。これからも動物園くらぶのイベントなどをつうじて、身の回りの様々な問題を知るキッカケを作っていければと思います。