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環境保全フォーラム「動物愛護について考える」を開催

動物愛護について考える

2月16日(日)ロワジールホテル旭川にて開催された、旭山動物園くらぶ環境保全フォーラム「動物愛護について考える」
今回は旭山動物園園長 坂東元氏と旭川市動物愛護センター「あにまある」所長 古市篤氏をお招きして意見を交換して戴きました。

当初の予定では、女優で動物愛護家の杉本彩さんも出演予定で当日迄その方向で進んでいましたが、大変残念ではありましたが天候の影響による交通事情と健康上の理由から出演は叶いませんでした。
楽しみにしていた方がたも大勢いらっしゃったとは思いますが、約100名の参加者の中で、一部、プログラムを変更して開催致しました。
初めに、全国の放し飼いの犬、猫の現状や行政・民間レベルの取り組みを紹介しているビデオを鑑賞して戴き、両氏からの意見交換や取り組みの報告等を紹介して戴きました。


動物愛護について考える

坂東園長からは、フラミンゴやエゾ鹿の事例を紹介して戴きながら「習性飼育」の重要性と動物園の使命として「飼ったら最後まで」という主張 「幸せの判断」という独自の見解から分かりやすくお話戴いた後、古市所長からは、「あにまある」の取り組みや苦労されているお話等を戴きました。

その中でも、猫の不妊措置への取り組みや「しつけ」の重要性とその現状についてお話戴きました。

動物愛護について考える 動物愛護について考える

今回のテーマは大きくて重たいテーマではありますが、「愛護」「保護」「保全」とはひとつにされがちではありますが、命の大切さを考えたり、感じたりする場所「旭山」と地域としての「あにまある」の取り組みを通じ、動物に対する人間の身勝手な飼い方や命に優劣はないこと、「可愛いだけで無責任な飼い方をすることへの警鐘」と自然界の中の動物と人間の関わり方について考えることは今までのフォーラムを通じても共通のテーマではありますが、「飼ったら最後まで面倒をみる」という熱い主張は両氏とも同じ意見でした。

本当の意味の「動物愛護」を私たち自分たちひとりひとりが今一度見つめ直す そんなきっかけを戴いた2時間でした。

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