「外来種ヒキガエルを捕まえて学ぶ会」に参加しました!
北海道内には、函館の他、旭川市神居古潭にアズマヒキガエルが生息しています。
神居古潭では、1996年 に初めて産卵が確認されており、1980年頃、同地に住む人が埼玉県に出稼ぎに行った際に持ち込んだことが始まりとされています。その分布が年々、深川方 面あるいは市内で広がる傾向にあります。
「人と野生生物の関わりを考える会」さん主催の学ぶ会に参加しました。
旭川市神居町富沢 神居の杜公園内わくわくエッグ前に集まり、旭山動物園佐藤獣医師と飼育担当の白木さんより説明を受けました。
捕獲したヒキガエ ルの胃・糞便内からは、実に多種多様な甲虫類、クモ、カタツムリ、ミミズなどが検出されているそうです。
私たち「動物園くらぶ」からは職員5名で参加しました。
肌寒い日で「今日はあまりいないかも?」と言いながら作業スタートです。
約一時間半ほどの作業で、今回は104匹のアズマヒキガエルを捕獲することができました。
何でも食べてしまう、この外来種アズマヒキカエルには、北海道では天敵(ヤマカガシというヘビ)がいない為、爆発的に増えています。
外来種に北海道の生態系を変化させられないよう、拡散防止活動にも積極的に参加していこうと思います。