9月24日「旭山動物園開園50周年記念式典」が開催されました
平成29年9月24日 台北市立動物園にて「旭山動物園開園50周年記念式典」が開催され、イベントのお手伝いを行って参りました。
開催された台北市立動物園と旭山動物園は2015年9月6日に環境保全に関する覚書を締結し、とても親密な関係を築いております。
親日国としても知られている台湾の方々に旭山動物園50年の歩みや取組みなどをお伝えしました。また、台湾にはあべ弘士さんのファンが多くいらっしゃるという事で、あべ弘士シルクスクリーン展を、また南国である台湾の皆様に冬景色の旭山動物園をご紹介するために、今津秀邦さんの写真展を同時開催。しかもこの展示会は1ヶ月間に渡り行っていただけるというご配慮いただきました。
開始セレモニーの様子。
午後からは、記念フォーラムを開催。
第一部はあべ弘士さんの講演です。
前半は25年間の飼育体験の中からいろんなエピソードをお話しいただきました。
「命を預かる責任を決して忘れてはいけない」という言葉が印象的でした。
後半は、会場にお越しいただいた皆さんと一緒に、動物のお絵かきです!
さすがあべさんですね!!
続いて第二部は、7月2日に旭川でお披露目した朗読劇「旭山動物園物語~旭山動物園の軌跡~」台北市立動物園Vre.の上映です。通訳のジョアンさんが台詞を台湾語に翻訳してくださり、字幕スーパーにして完成したスペシャル版です。本式典が終わっても定期的に上映してくださいます。
いのちと真正面から向きあう旭山動物園の姿に、涙を流される方もいました。
そして第三部はパネルディスカッション。
坂東園長、あべ弘士さん、台北市立動物園の金仕謙園長とスポークスマンのエリックさんのスペシャルメンバーのトークです。
坂東園長からは、恩返しプロジェクトについてご紹介いただき、そこからトークは派生していきました。
台湾の方々は日本人よりも環境や命に対し、強く向き合っている方が多いと感じました。それはなぜかと言うと、ディスカッション後の質問コーナーでどんどん質問が出るんです!その姿を見て、われわれ動物園くらぶも環境保全フォーラムだけではなく、もっと環境や命のことについて発信していかなければ、、と思いました。
とても親身にまた、一生懸命この式典を成功させようとご協力いただいた、台北市立動物園の金園長をはじめ、スタッフの皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。また、通訳と言う立場ですが、ほとんどの内容で式典を作り上げて頂いたジョアンさん、本当にありがとうございました。
台湾の皆さんにはどんどん旭山動物園にお越しいただきたいです!
でも台北市立動物園はとっても素晴らしい動物園です!施設もスタッフも動物達も最高です!!日本の皆さんもどんどん行ってみてください!!本当におすすめですよ!!!