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「動物園フォーラム2018 動物園これからのありかた」を開催いたしました。

平成30年3月4日(日)アートホテル旭川の会場にて「動物園フォーラム2018 動物園これからのありかた」を開催いたし、約120名の方がご参加下さいました。

今回は、大阪市立天王寺動物園の牧慎一郎園長、帝京科学大学の佐渡友陽一先生のお二方をお迎えし、市民目線から見た動物園のありかたについてご講演いただきました。

文部科学省、経済産業省などで勤務されていた経歴をお持ちの牧園長。来園者数が減っていた天王寺動物園を再生する為に改革部長として取り組まれている事をご講演いただきました。公立動物園が抱える様々な悩みを市民目線で改善しているご苦労話しや、これから進めていく計画などを具体的に教えていただきました。ただ単に来園者数を増やすだけではなく、動物園の役割をしっかり行っていく為には、やはり地元の方々に愛される動物園にしなければいけないと言う強い思いを感じる事ができました。



帝京科学大学講師で、NPO法人市民ZOOネットワーク代表理事の佐渡友様。動物園を取り巻く様々な環境や仕組みを熟知され、世界各国の動物園を見ていらっしゃる佐渡友様のご講演は、全て具体的でわかりやすくとても勉強になる内容でした。公立動物園としての役割、そこに非政府・非営利セクターがどのように係っているのかまた係っていくのか?私たち、動物園くらぶのありかたについても考えさせられました。そして動物園はとても素晴らしいところなんだと改めて確認できました。



お二方の講演会のあとは坂東園長もお入りいただき「スペシャルディスカッション」
引き続き「動物園のありかた」をテーマにお話しを膨らませていただきました。
環境保全を行うに当たり公立動物園が直面する資金的な問題などを市民がどのように係る事ができるか等、日頃からご苦労されているお三方のやり取りはとても素晴らしい内容でした。
動物園を運営していく時に、市民が色々な形で係れる事ができるという事がわかりましたし、日本の動物園と世界の動物園の資金の流れは大きく違っていている現状も知る事ができました。そういった面では、旭山動物園は随分いろいろ進んでいますし、我々動物園くらぶも微力ながらお力添えできている事が確認でき、支えて頂いている会員様に、もっとお伝えしていきたいと思ったと同時に感謝の気持ちが強くなりました。

今回は、動物園のありかたから環境保全について考えるフォーラムとして企画させていただきました。
環境保全の大切さは、動物園の中から常に発信されています。それに気づくことができる時間でした。

牧園長、佐渡友様、坂東園長、お忙しい中ご講演いただきましてありがとうございました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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