もちつき大会の開催

2009年2月1日　晴天の中、もちつき大会が行われました。
旭山動物園「いこいの広場」休憩所付近にて、家族連れの方々など100名以上の皆さんが参加。
普段あまりする機会のない餅つきとあって、皆さん楽しそうに行っていました。
重たい杵に翻弄されながらも頑張ってお餅をついた子供達の姿はとても可愛かったです！

最後には、大小二つのもちを重ねて鏡餅を作り、旭山動物園に飾りました。
（もちつき大会にご協力して下さった（株）高橋商事の皆様、ありがとうございました。）

もちつき大会の終了後は、くらぶ会員の皆さんで、施設見学会を行いました。

坂東副園長に施設を同行していただき、普段では絶対に見ることの出来ない、あざらし館の裏側を見学。
お客さんが楽しく見ている裏側で、動物園スタッフみなさんの努力と様々な技術的な取り組みが行われている事を知りました。

その後は、エゾシカ舎に移動。
エゾシカの現状…、動物と共存する人間が考えなければならない事を坂東副園長よりお話を伺えました。

明治時代にエゾシカの天敵であるエゾオオカミの駆除を続けた結果、1896年にエゾオオカミは絶滅。
一方、天敵を失ったエゾシカはどんどん増え、現在では、シカの増えすぎにより農林業被害や交通事故などが社会問題化となり駆除も行われています…。
この問題、一体誰が悪いのでしょう？