野鳥観察フェンス「生き物思いやり線」移設作業&観察会に参加しました!
公開日:2012年10月29日 19時14分
10月28日(日) 川のふるさと交流館「さらら」駐車場に集合して、移設作業&観察会に参加してきました。
旭川市内の永山新川では、野鳥に対する餌やりが行われてきました。
餌やりに伴い、残り餌や一か所に集まった野鳥の糞が河川を汚染し、またゴミの不法投棄が自然環境に悪影響を及ぼし、野鳥が渡りを止めるなどの行動生態の改変がみられるようになりました。
こちらのフェンスが「生き物思いやり線」野鳥との距離感をはかり、そっと見守ることを目的としています。
旭山動物園の大西さんより野鳥(渡り鳥)についての説明をいただきました。
旭山動物園の佐藤さんからは鳥インフルエンザについての説明をいただきました。
野鳥による伝播の可能性が指摘されているそうです。
皆さん真剣な表情でお話を聞いています。
みんなで力を合わせて作業スタートです。
移設完了~
餌やりをしようと思えばフェンスの前に出ればやれます。
目指すゴールは物理的な壁として餌やりを出来なくするのではなく、心理的な境界線として餌やりを辛抱する気持ちを育む事が目的だそうです。
地域で野生生物と共存する為のルールが定着すれば、良いですね。
移設した「生き物思いやり線」に掲示する看板の制作が11月3日に旭山動物園内学習ホール2階で14:00~16:00に行われます。
こちらの募集は旭山動物園になります。(TEL:0166-36-1104)
皆さんで学び、伝えていけたらと思います。
詳しくは旭山動物園ホームページをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。