ゆったり、ととりの朝イチ

旭山動物園くらぶは園内に３つの店舗を構えており、私たちスタッフは開店準備をする都合上、開園前の動物園に入っています。
関係者以外は誰もいない朝イチの動物園はゆったりとした空気を感じます。そして時には来園者が見られないような光景を目にすることもあります。

これは、ある朝の光景です。

なんで鳥たちは路上で雑魚寝をしているんでしょう？
池の反対側には巣箱や草むらだってあるのに。

あちこちの柵の柱にもとまっています。

別に行く所が無いとか、追い出されたのではありません。

彼ら自身が「ここが落ち着く」と決めたからここにいるんです。

そもそも「ととりの村」は水鳥たちの暮らす巨大な鳥かごです。
彼らはこの中で自由に飛んだり泳いだり寛いで過ごしています。
私たちが見学する時は彼らのテリトリーにお邪魔をしているわけです。

もしも運が良ければハクガンが通路を先導して歩く姿を見ることができるかも？
人の存在などお構いなしに通路をテクテク歩く姿は必見ですよ。

旭山動物園の正門から入って右側、網に囲まれた大きな池のあるエリア、そこが「ととりの村」です。
皆さんのお越しをお待ちしています♪