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まるで忍者?!かくれんぼ上手なエゾライチョウさん♪


北海道産動物舎にいたエゾライチョウが、元シロフクロウ舎へ移動になったとのことでエゾライチョウさんの様子を見に行ってみました〜。

エゾライチョウの様子をお届けする前に…
皆様はエゾライチョウという野鳥をご存知でしょうか。

エゾライチョウは北海道のみに分布しているキジ科の鳥です。


ライチョウと言えば、冬になると真っ白な羽根に生え変わりますが、エゾライチョウは一年中、茶褐色の同じ羽根のままです。
また、ライチョウの住んでいるところといえば、高山帯をイメージする方も多く、山に登らなければ見れない印象もあるかもしれませんが、エゾライチョウは森林性の鳥なので、意外と平地の森でも見かけることのできる身近な鳥です。

まるでアイシャドウのような赤い肉冠(にくかん)と、オスは喉元に黒い羽毛が生えているのが特徴です。
旭山動物園で現在、放飼場に出ているのはオスです。

そんなエゾライチョウですが、丸々としていてぷくっとした姿がとても可愛く、バードウォッチングが趣味の私は大好きな野鳥の一種なのですが、夏は茶褐色の羽根が保護色になることが多く、なかなか見つけられない。

エゾライチョウの放飼場を見に行ってみても、やはりどこにいるのか分からない…。

がしかし、よくよく目を凝らしてみると!
放飼場の中に咲いているハルザキヤマガラシの中に、ひっそりと佇むエゾライチョウさんを発見!


可愛い…!
可愛すぎます…。


まんまるとしていてとても可愛いですよね…。

お客さんもどこにいるんだろう?と探していて、お花の中にいるのを見つけたら
「あ!いた~!見つけた〜!」とまるでかくれんぼでもしているようです。

オオワシやエゾフクロウも可愛いですが、北海道にしかいない野鳥、エゾライチョウをじっくりと観察できるのも旭山動物園の魅力のひとつ。

もしかしたら忍者のように、ひっそりと草花の中にかくれんぼしてるかもしれませんよ♪

放飼場をちょこちょこと歩く姿ももちろん可愛いですよ〜!

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